2019年10月07日
CZ SUPRAPHON SUA 0 10 2371/2 ダヴィッド・オイストラフ モーツァルト・ヴァイオリン協奏曲3番
《通販レコードのご案内》大家オイストラフにとって特別なプログラム。
品番 | 34-13888 |
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商品名 | CZ SUA 0 10 2371/2 ダヴィッド・オイストラフ モーツァルト・ヴァイオリン協奏曲 |
レコード番号 | 0 10 2371/2 |
作曲家 | ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン ヨハネス・ブラームス ドミートリイ・ショスタコーヴィチ |
演奏者 | ダヴィッド・オイストラフ ドミートリイ・ショスタコーヴィチ ミロシュ・サードロ |
指揮者 | カレル・アンチェル |
オーケストラ | チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 プラハ放送交響楽団 |
録音種別 | MONO |
ジャケット状態 | EX |
レコード状態 | EX |
製盤国 | CZ(チェコ)盤 |
グレード(協奏曲) | ミディアム |
レーベル・ワンポイントガイド
《SUPRAPHON ブルー・レーベル、銀文字》第二次世界大戦後の1946年からビロード革命の1989年までの旧チェコスロバキア時代、国営レーベルとしてスプラフォンはプラハを拠点に活動を行っています。社会主義体制になった国家の下で、国営レコード会社のいちレーベルとして存続したスプラフォンは、チェコ・スロヴァキアが誇るアーティストたちの録音を、ほぼ一手にひき受けていました。共産圏の国営レーベルとして、チェコスロバキアの「スプラフォン」の他に、東ドイツの「エテルナ」、そしてソ連の「メロディア」がありますが、これらのレーベルの録音に共通して感じられることは、商業的なことを考慮に入れていないということです。国営という独占性により大衆に媚びる必要のない録音が行われており、ドヴォルザークやスメタナといった人気作曲家の作品ばかりではなく、バロック時代や前古典派、ロマン派の時代に活躍したボヘミア出身の音楽家たちの作品を積極的にレコーディングしたのも、採算を度外視した社会主義国ならではの業績でした。
プロデューサー、エンジニアの志が高い場合は、商業的側面から解放された、真の意味で録音芸術を追求した、非常に独創的で面白い。1970年代の東欧諸国、東ドイツ、ポーランド、ハンガリー、チェコスロバキアとソ連ではワンポイント・マイクによる録音方式をとっていますので、より自然で素直な音場が広がります。西側大手レーベルのエンジニアが作った音響とは異なる音楽世界が広がります。
Record Label BLUE WITH SILVER LETTERING Recording & Weight MONO 2枚組 (140g/140g) Release & Stamper - - 通販レコード
- オーダー番号34-13888
- 販売価格4,000円
(税別) - 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
- 詳細掲載ページ
- https://recordsound.jp/analogsound/index.php?mode=detail&gid=13888
大家オイストラフがスプラフォンにおこなったレコーディング。ピアノ三重奏曲2番は、ピアノ:ショスタコーヴィチ、チェロ:ミロシュ・サードロとの録音。オイストラフと言えば、旧ソ連を中心とした様々な作曲家達から作品を献呈されている事でも知られているが、特にショスタコーヴィチとの関わりは有名で、この大作曲家から様々な作品に対する教唆を受け、幾つかに関しては初演も行っており、ムラヴィンスキーやロストロポーヴィチなどと共にショスタコーヴィチ演奏の絶対的権威と見做されている。ピアノ三重奏曲は、作曲者自身がピアノ独奏を受け持っているだけに、オイストラフもサードロもその意図を忠実に汲み取っていると思われるし、作曲者がオイストラフの還暦祝いとして1968年に書いたヴァイオリン・ソナタも作曲者自身がピアノを受け持っている事や、元々オイストラフが弾く事を想定して書かれているだけに、オイストラフの演奏共々高い説得力を持つ。協奏曲2番も作曲者がオイストラフの還暦祝いとして1967年に作曲した物で、9月26日にオイストラフの独奏、コンドラシン~モスクワ・フィルによって初演されている。これらはショスタコーヴィチやオイストラフを語る上で、必聴の価値を具えた演奏ばかりである。
ブラームスは巨匠ペドロッティとのライヴのほかに、1952年のアーベントロートとのライヴ録音に始まり、1950年代初めのコンドラシンとのセッション録音、1954年のコンヴィチュニーとのセッション録音、1960年のクレンペラーとのセッション録音、1969年のセルとのセッション録音など、現状少なくとも14種の別演奏を数えることからもわかるように、まさしくオイストラフにとって特別なプログラムといっていいでしょう。また、ロマンス第2番はほかに3種、モーツァルトの第3番も1971年のベルリン・フィル弾き降りによるセッション録音を筆頭に、ほかに6種の同曲異演盤が存在します。
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K 216、ベートーヴェン:ロマンス第2番ヘ長調Op.50 ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、カレル・アンチェル(指揮)。1954年4月27日プラハ、ドモヴィナ・スタジオでのモノラル(セッション)録音。
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77 ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、アントニオ・ペドロッティ(指揮)。1961年5月31日プラハ市庁舎、スメタナ・ホールでのモノラル(プラハの春音楽祭ライヴ)録音。
ブラームスは巨匠ペドロッティとのライヴのほかに、1952年のアーベントロートとのライヴ録音に始まり、1950年代初めのコンドラシンとのセッション録音、1954年のコンヴィチュニーとのセッション録音、1960年のクレンペラーとのセッション録音、1969年のセルとのセッション録音など、現状少なくとも14種の別演奏を数えることからもわかるように、まさしくオイストラフにとって特別なプログラムといっていいでしょう。また、ロマンス第2番はほかに3種、モーツァルトの第3番も1971年のベルリン・フィル弾き降りによるセッション録音を筆頭に、ほかに6種の同曲異演盤が存在します。
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K 216、ベートーヴェン:ロマンス第2番ヘ長調Op.50 ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、カレル・アンチェル(指揮)。1954年4月27日プラハ、ドモヴィナ・スタジオでのモノラル(セッション)録音。
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77 ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、アントニオ・ペドロッティ(指揮)。1961年5月31日プラハ市庁舎、スメタナ・ホールでのモノラル(プラハの春音楽祭ライヴ)録音。
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入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。
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