2019年08月18日
GB EMI SLS5048 オットー・クレンペラー モーツァルト 交響曲&序曲集
《通販レコードのご案内》モーツァルトのテーマには、しばしば死や暗闇が取り上げられている。彼は単なる快活な天才ではなく、それ以上のものなのだ。
品番 | 34-22418 |
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レコード番号 | SLS5048 |
作曲家 | ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト |
指揮者 | オットー・クレンペラー |
オーケストラ | フィルハーモニア管弦楽団 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 |
録音種別 | STEREO |
ジャケット状態 | EX |
レコード状態 | EX++ |
製盤国 | GB(イギリス)盤 |
グレード(交響曲) | ミディアム |
レーベル・ワンポイントガイド
《モノクロ切手 白枠》はセミサークルレーベルのニッパーの部分が四角い縁取りで囲まれ、ちょうど切手(スタンプ)のように見えるためです。このスタンプ・ドッグ(ニッパー)・ラベル(ER3)は、郵便切手が白黒(モノクロ)になります。番号で見ると、ASD2470あたりから2750あたりまではカラー・ドッグ(ニッパー)がオリジナルでこれ以降は、モノクロのスタンプ・ドッグが初版ということになるらしい。この、ASDシリーズの半円ニッパー(ハーフムーン)とスタンプ(カラー、モノクロ両方とも)ドッグ(ニッパー)のLPは盤自体のクオリティがとても高く、ばらつきも少なく優秀なプレス技術といえます。RecordLabel | WHITE & BLACK STAMP DOG |
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Recording&Weight | STEREO 6枚組 (120g/ 120g/ 120g/ 110g/ 120g/ 130g) |
Release&Stamper | 2/2 1/1 2/2 1/4 2/8 7/5 |
- 通販レコード
- オーダー番号34-22418
- 販売価格12,000円
(税別) - 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
- 詳細掲載ページ
- https://recordsound.jp/analogsound/index.php?mode=detail&gid=22418
クレンペラーとフィルハーモニア管弦楽団の録音は、1954年10月、モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」からスタートしました。このとき、クレンペラーは69歳。最後のスタジオ録音は1971年9月で、奇しくも再びモーツァルトが演奏されました。曲はセレナードの第11番です。クレンペラーとフィルハーモニア管弦楽団の録音は、モーツァルトに始まり、モーツァルトで終わったのです。契約を実現させたのは EMI のプロデューサー、ウォルター・レッグでしたが、レッグは当初、クレンペラーではなく、ヤッシャ・ホーレンシュタインをフィルハーモニア管弦楽団に招きたいと考えていたそうです。
ところが、これが縁となってモーツァルトをライフワークのように取り組んだ、繰り返し聴いても、聴き返す度に何かを発見させる、この個性極まる名演は遺されたのです。感傷のかけらさえないのに見事な造型を示す40番、そして重厚なのに透明感もある構築的な「ジュピター」。録音時期こそ5年の開きがあるが、だからこそクレンペラーのモーツァルト解釈がはっきりわかる一枚だ。これだけ高いレベルの演奏なら、その価値を失うことは不朽だ。
フィルハーモニア管弦楽団は、ヴァイオリンを左と右に両翼配置で並べ、古典派が想定した通りの第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンの掛け合いがくっきりと聞き取れる面白さに加えて、木管楽器群が音量バランス的に大き目に中央に浮かび上がり、音響的な明るさと明晰さをもたらしてくれるのはブラームスやベートーヴェンの録音と同じだ。しかし、金管とティンパニのコンビを鳴らし過ぎないので、フォルテでも威圧感が少なく、風通しの良い軽やかさが音響的にも達成されている。昨今主流のピリオド編成と比べれば巨大なオーケストラの響きながら、尚更音楽は雄弁なモーツァルト。両翼配置であることさえ聞いていると、どうでもよくなります。
そこで、わたしも偏愛気味に言い切りたい。モーツァルト最大の二大シンフォニーが、これだけ雄大に演奏されたことはありません。
巨匠オットー・クレンペラーが愛し続けたモーツァルトのオムニバス・ボックスセットです。盤質良好で、全体通して数か所のごくわずかのスクラッチのみです。
【収録曲】
1.交響曲第25番、アダージョとフーガ ハ短調、交響曲第29番、序曲「コジ・ファン・トゥッテ」
2.交響曲第31番「パリ」、序曲「魔笛」、セレナーデ「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
3.交響曲第33番、序曲「皇帝ティートの慈悲」、交響曲第34番、序曲「後宮からの誘拐」
交響曲第35番「ハフナー」、序曲「ドン・ジョヴァンニ」、交響曲第36番「リンツ」
交響曲第38番「プラハ」、交響曲第39番
交響曲第40番、交響曲第41番「ジュピター」
ところが、これが縁となってモーツァルトをライフワークのように取り組んだ、繰り返し聴いても、聴き返す度に何かを発見させる、この個性極まる名演は遺されたのです。感傷のかけらさえないのに見事な造型を示す40番、そして重厚なのに透明感もある構築的な「ジュピター」。録音時期こそ5年の開きがあるが、だからこそクレンペラーのモーツァルト解釈がはっきりわかる一枚だ。これだけ高いレベルの演奏なら、その価値を失うことは不朽だ。
フィルハーモニア管弦楽団は、ヴァイオリンを左と右に両翼配置で並べ、古典派が想定した通りの第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンの掛け合いがくっきりと聞き取れる面白さに加えて、木管楽器群が音量バランス的に大き目に中央に浮かび上がり、音響的な明るさと明晰さをもたらしてくれるのはブラームスやベートーヴェンの録音と同じだ。しかし、金管とティンパニのコンビを鳴らし過ぎないので、フォルテでも威圧感が少なく、風通しの良い軽やかさが音響的にも達成されている。昨今主流のピリオド編成と比べれば巨大なオーケストラの響きながら、尚更音楽は雄弁なモーツァルト。両翼配置であることさえ聞いていると、どうでもよくなります。
そこで、わたしも偏愛気味に言い切りたい。モーツァルト最大の二大シンフォニーが、これだけ雄大に演奏されたことはありません。
巨匠オットー・クレンペラーが愛し続けたモーツァルトのオムニバス・ボックスセットです。盤質良好で、全体通して数か所のごくわずかのスクラッチのみです。
【収録曲】
1.交響曲第25番、アダージョとフーガ ハ短調、交響曲第29番、序曲「コジ・ファン・トゥッテ」
2.交響曲第31番「パリ」、序曲「魔笛」、セレナーデ「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
3.交響曲第33番、序曲「皇帝ティートの慈悲」、交響曲第34番、序曲「後宮からの誘拐」
交響曲第35番「ハフナー」、序曲「ドン・ジョヴァンニ」、交響曲第36番「リンツ」
交響曲第38番「プラハ」、交響曲第39番
交響曲第40番、交響曲第41番「ジュピター」
詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。
入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。
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