クラウドソーシング「ランサーズ」

2020年01月12日

US VOX STPL512.760 アーロン・ロザンド マイケル・マレフスキー ロザンド、サラサーテを弾く

《通販レコードのご案内》ジャズ界で有名なルディ・ヴァン・ゲルダーが担当したマスタリング。


US VOX STPL512.760 アーロン・ロザンド サラサーテ・名曲撰②

品番34-5114
商品名US VOX STPL512.760 アーロン・ロザンド サラサーテ・名曲撰②
レコード番号STPL512.760
作曲家パブロ・デ・サラサーテ
演奏者アーロン・ロザンド マイケル・マレフスキー
録音種別STEREO
ジャケット状態EX
レコード状態M-
製盤国US(アメリカ合衆国)盤
グレード(室内楽)ミディアム

販売レコードのカバー、レーベル写真

  • US VOX STPL512.760 アーロン・ロザンド サラサーテ…
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レーベル・ワンポイントガイド

VOX》モノーラル時代から初期ステレオ時代、LPのカッティングにはオールド・コロンビア、AES、デッカ、CCIRなど、さまざまな周波数特性が用いられていた。しかも、その切り替えの時期は各レーベルでまちまちであり、さらには高域と低域に別々の周波数特性を用いた盤もあった。その上に、エンジニア独自の手法を用いている場合もあり、この時期の周波数特性は実に複雑怪奇。だが、だいたいの傾向は決まっているので、コロンビアの周波数特性を使用していた、チェトラ・ソリア、ハイドン協会、ウラニア、ヴァンガード、ヴォックス、アメリカ・デッカは高域を若干下げ、低域も少し下げると、正しいものに近づく。もちろん、似せるというだけで、正式なものではない目安である。

  • Record LabelPURPLE WITH SILVER LETTERING
    Recording & WeightSTEREO 1枚組 (148g)
    Release & Stamper-
    • 通販レコード
    • オーダー番号34-5114
    • 販売価格15,000円
      (税別)
    • 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。

詳細掲載ページ
https://recordsound.jp/analogsound/index.php?mode=detail&gid=5114

アーロン・ロザンドは1927年アメリカ生まれ。名器グワルネリ・デル・ジェスでバロックから現代曲まで自在に弾きこなし、ロマンチック・ヴィルトーゾとしての大きな伝統を受け継いだ最後の演奏家としても知られる。独特な音色、高度な、確かな、そして優雅な演奏はあきらかにこの時代の他のヴァイオリニストと一線を画す。 20世紀の偉大なヴァイオリニストであるハイフェッツ、ジンパリスト、ミルシュタイン等を教授したベルギーの大家イザイ、ロシアのアウワーの伝統を確実に受け継いでいる。
イザイに教えを受けたレオン・サメティーニに師事後、カーティス音楽院でアウアーの弟子エフレム・ジンバリストに師事し、フランコ=ベルギー派とロシア派の両奏法に通じる。ミルシテインなど巨匠に薫陶を受ける。現在フィラデルフィアのカーティス音楽院、ボルティモアのピーボディ音楽院、マンハッタンのマネス音楽院、夏季講座としてニースのCIF、ザルツブルクのモーツァルテウムなどでも教授活動をする。
ロザンドは、他人が自分のスタイルが嫌いだと言ったなら嫌わせておけ、と。コンクールでもリスクはあるが、嫌われているからとスタイルを変える必要はない、と言っていました。これはカーティス音楽院の精神なのかもしれません。
「ストラディヴァリと同時代に活躍したグァルネリ・デル・ジェスも評価は高く、数億円で取引されることも珍しくない。4年前、アーロン・ロザンドが所有していたグァルネリ・デル・ジェスは1000万ドル(約10億円)でロシアの富豪に売却された」
ロザンド氏が売却したのは、グァルネリ・デル・ジェス 「コハンスキー」。2009年10月21日付「ニューヨーク・タイムズ」 によれば、自らの身体の一部のようなその楽器を売却し、現役の演奏家人生に区切りをつけたアーロン・ロザンド氏は、売却して得た資金の一部(150万ドル)をカーティス音楽院へ寄付。買い主のロシア人富豪には、「コハンスキー」を他の演奏家が演奏することを承諾させたという。
舞台では譜面は見ず、前半に王道プログラムをおき、後半はチャーミングな小曲で聴衆を魅了する。エレガントな演奏、そしてそこから編み出される美しいサウンドは聴く人を魅了してやまない。2003年9月「音楽の友」誌で、“絶対に聴き逃せないアーティスト”の一人に選ばれている。真に名匠と呼ぶにふさわしいヴァイオリニストの一人である。本盤ではサラサーテのチゴイネルワイゼン、カルメン・ファンタジーをメインディッシュに、シベリウスの六曲のユーモレスクを前菜、チャイコフスキーの感傷的なセレナーデをデザートに並べ出されています。アーロン・ロザンドのヴァイオリンの類い稀なる美音と芳醇さに圧倒されました。いずれもヴァイオリンの響きってこんなにも艶やかだったのかと、改めて思い知らされる感じです。1959年のステレオ録音、ティボール・ショーケ指揮で南西ドイツ放送交響楽団はドイツのオーケストラなれど暖色系の響きでソロとの距離感の良いバランスを取った演奏を聞かせます。
有名な保養地であるバーデン・バーデンに居所する所以か色彩的で、パワフルに切れの良さも光っています。ロザンドの演奏は、スピード感やキレ、あるいは洗練された表現といった面よりも、包容力のある優しさ、男っぽさを感じさせるロマンティズム溢れる味わいに魅力があり、ちょっとしたフレーズの1つ1つに精彩があって大変に見事なものだと思います。その持ち味は表現としてはちょっと円満に過ぎるというか、いま1つ強い思い入れとか演奏に賭ける熱意が不足しているようであり作品の核心部分にいま一歩踏み込めていないもどかしさを感じてしまったのも事実です。これは各々の聴き手がこの作品に対してどれだけのパッションを求めるかということで印象が異なるだろうと思います。
《収録曲》
8つのスペイン舞曲
2つのヴァイオリンのための「ナヴァラ」(スペイン舞曲)、ロザンド自身の2重録音
カプリス・バスク
序奏とタランテラ
アメリカのヴァイオリニスト、ロザンドの初期の録音。サラサーテの曲集。当時のVOXのマスタリングには、ジャズ界で有名なルディ・ヴァン・ゲルダーが担当したものも少なくありません。この盤も刻印の`RVG'があるので、彼の仕事であることが分かります。


詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。

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Posted by analogsound at 11:55│Comments(0)器楽曲室内楽
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