2019年08月24日
US HAYDN SOCIETY HSLP2020 マインハルト・フォン・ツァリンガー モーツァルト・イドメネオ
《通販レコードのご案内》ちょっと間延びしかけてるような気がしないでもないリズムに、少し隙間のあるアンサンブル、下手ではないけどそれほど上手くもない歌手、まあ「鄙びた」モーツァルト。
品番 | 34-5855 |
---|---|
レコード番号 | HSLP2020 |
作曲家 | モーツァルト |
指揮者 | マインハルト・フォン・ツァリンガー |
オーケストラ | ウィーン交響楽団 |
録音種別 | MONO |
ジャケット状態 | EX- |
レコード状態 | VG |
製盤国 | US(アメリカ合衆国)盤 |
グレード(オペラ) | ミディアム |
レーベル・ワンポイントガイド
《アメリカ・ハイドン協会盤》モノーラル時代から初期ステレオ時代、LPのカッティングにはオールド・コロンビア、AES、デッカ、CCIRなど、さまざまな周波数特性が用いられていた。しかも、その切り替えの時期は各レーベルでまちまちであり、さらには高域と低域に別々の周波数特性を用いた盤もあった。その上に、エンジニア独自の手法を用いている場合もあり、この時期の周波数特性は実に複雑怪奇。だが、だいたいの傾向は決まっているので、コロンビアの周波数特性を使用していた、チェトラ・ソリア、ハイドン協会、ウラニア、ヴァンガード、ヴォックス、アメリカ・デッカは高域を若干下げ、低域も少し下げると、正しいものに近づく。もちろん、似せるというだけで、正式なものではない目安である。RecordLabel | DARK BLUE WITH SILBER LETTERING |
---|---|
Recording&Weight | MONO 3枚組(220g/ 220g/ 210g) |
Release&Stamper | - |
- 通販レコード
- オーダー番号34-5855
- 販売価格6,000円
(税別) - 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
- 詳細掲載ページ
- https://recordsound.jp/analogsound/index.php?mode=detail&gid=5855
モーツァルトのオペラは「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「魔笛」が”三大オペラ”と称されますが、これに「コジ・ファン・トゥッテ」を加えて”四大オペラ”と呼ばれることも有ります。
モーツァルトが24歳の時に作曲したオペラ・セリア「イドメネオ」は、いわゆる4大オペラ以外では最も有名な作品で、シュミット=イッセルシュテットの本作は決定盤の一つです。
1829年にロンドンにいたモーツァルティアンのノヴェロ夫妻がザルツブルクにいたコンスタンツェを訪ねていろいろ話を聞いたが、「モーツァルトはどのオペラが好きだったか」という質問に彼女は《イドメネオ》と《ドン・ジョバンニ》だったと答えている。モーツァルトにとって《イドメネオ》は大切なオペラだった。24歳のときにジャンバッティスタ・ヴァレスコの台本をもとに書いた、クレタ島を舞台にしたオペラ・セリアですが、正式なタイトルは「クレタの王イドメネオ、またはイリアとイダマンテ」。モーツァルトの天真爛漫は、オペラ・ブッファやジングシュピールで最大発揮されますが、ギリシア神話やローマ時代の実話から題材が使われるオペラ・セリア(正歌劇=真面目なオペラ)においては、堂々とした直球勝負が可能なのです。
ギリシア連合国であるクレタの王イドメネオは、トロイとの長い戦いに勝利して、艦隊を率いて帰路につく。艦隊が帰路の途中、嵐で難破したため、イドメネ王は海神に「もしも無事に帰還することが出来たら、陸で最初に出会う人間を生贄に捧げる」という約束をする。おかげで艦隊は難破を免れて無事に戻ることが出来た。
ところが陸に上がって、イドメネオが最初に出会ったのはイダマンテ王子であった。コメディータッチでも使えるシチュエーション。この後、海から怪物が姿を現して街を襲う。アニメの原型ここにあり、といった展開が待っている。
海神の祭壇に生贄が必要だ。いや、イダマンテ王子が怪物を退治したぞ。祭壇に歩みを進めていたのは、イダマンテの身代わりになろうとしていたイリア姫でした。すると突然、地面が揺れて海神の像から声が聞こてくる。「イリアの崇高な愛に免じてイダマンテを赦す。イドメネオは退位して王位をイダマンテに譲れ。」そうして人々は喜び合う。
1950年録音。Horst Taubmann (Idomeneo), Greta Menzel (Idamante), Herbert Handt (Arbace), Gertrud Hopf (Ilia), Gertrude Grob-Prandl (Elettra), Erich Majkut (Gran Sacerdote), Anton Heiller (voice). ウィーン国立歌劇場管弦楽団、マインハルト・フォン・ツァリンガー(指揮)
モーツァルトが24歳の時に作曲したオペラ・セリア「イドメネオ」は、いわゆる4大オペラ以外では最も有名な作品で、シュミット=イッセルシュテットの本作は決定盤の一つです。
1829年にロンドンにいたモーツァルティアンのノヴェロ夫妻がザルツブルクにいたコンスタンツェを訪ねていろいろ話を聞いたが、「モーツァルトはどのオペラが好きだったか」という質問に彼女は《イドメネオ》と《ドン・ジョバンニ》だったと答えている。モーツァルトにとって《イドメネオ》は大切なオペラだった。24歳のときにジャンバッティスタ・ヴァレスコの台本をもとに書いた、クレタ島を舞台にしたオペラ・セリアですが、正式なタイトルは「クレタの王イドメネオ、またはイリアとイダマンテ」。モーツァルトの天真爛漫は、オペラ・ブッファやジングシュピールで最大発揮されますが、ギリシア神話やローマ時代の実話から題材が使われるオペラ・セリア(正歌劇=真面目なオペラ)においては、堂々とした直球勝負が可能なのです。
ギリシア連合国であるクレタの王イドメネオは、トロイとの長い戦いに勝利して、艦隊を率いて帰路につく。艦隊が帰路の途中、嵐で難破したため、イドメネ王は海神に「もしも無事に帰還することが出来たら、陸で最初に出会う人間を生贄に捧げる」という約束をする。おかげで艦隊は難破を免れて無事に戻ることが出来た。
ところが陸に上がって、イドメネオが最初に出会ったのはイダマンテ王子であった。コメディータッチでも使えるシチュエーション。この後、海から怪物が姿を現して街を襲う。アニメの原型ここにあり、といった展開が待っている。
海神の祭壇に生贄が必要だ。いや、イダマンテ王子が怪物を退治したぞ。祭壇に歩みを進めていたのは、イダマンテの身代わりになろうとしていたイリア姫でした。すると突然、地面が揺れて海神の像から声が聞こてくる。「イリアの崇高な愛に免じてイダマンテを赦す。イドメネオは退位して王位をイダマンテに譲れ。」そうして人々は喜び合う。
1950年録音。Horst Taubmann (Idomeneo), Greta Menzel (Idamante), Herbert Handt (Arbace), Gertrud Hopf (Ilia), Gertrude Grob-Prandl (Elettra), Erich Majkut (Gran Sacerdote), Anton Heiller (voice). ウィーン国立歌劇場管弦楽団、マインハルト・フォン・ツァリンガー(指揮)
詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。
入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。
DE DGG 2740 118 ベーム&ウィーン・フィル モーツァルト・「コジ・ファン・トゥッテ」
FR VSM CVC906 ニコライ・ゲッダ フランス・オペラ・アリア歌曲集 GEDDA A PARIS
NL PHILIPS 411 459-1 コリン・デイヴィス ドレスデン・シュターツカペレ管 モーツァルト・魔笛
DE DGG 2740 118 ベーム&ウィーン・フィル モーツァルト・「コジ・ファン・トゥッテ」
GB COLUMBIA 33CX1069 シュヴァルツコップ プリチャード モーツァルト・オペラアリア集
GB COLUMBIA SAXF906 ニコライ・ゲッダ フランス・オペラ・アリア歌曲集 GEDDA A PARIS
FR VSM CVC906 ニコライ・ゲッダ フランス・オペラ・アリア歌曲集 GEDDA A PARIS
NL PHILIPS 411 459-1 コリン・デイヴィス ドレスデン・シュターツカペレ管 モーツァルト・魔笛
DE DGG 2740 118 ベーム&ウィーン・フィル モーツァルト・「コジ・ファン・トゥッテ」
GB COLUMBIA 33CX1069 シュヴァルツコップ プリチャード モーツァルト・オペラアリア集
GB COLUMBIA SAXF906 ニコライ・ゲッダ フランス・オペラ・アリア歌曲集 GEDDA A PARIS
Posted by analogsound at 11:30│Comments(0)
│オペラ