2019年07月28日
RU MELODIYA 33C01259-60 バルシャイ バッハ「カンタータ47番」、モーツァルト「ミサ・ブレヴィス」
《通販レコードのご案内》バルシャイとモスクワ室内管弦楽団によるモーツァルトは、どんな革新的演奏よりもはるか先を歩んでいた。
品番 | 34-22554 |
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商品名 | RU MELODIYA 33C-01259-60 バルシャイ バッハ・カンタータ47番/モーツァルト・ミサ・ブレヴィスK.115 |
レコード番号 | 33C-01259-60 |
演奏者 | ガリーナ・ピサレンコ アレクサンドル・ヴェデルニコフ ハリー・グロードベル |
作曲家 | ヨハン・セバスティアン・バッハ ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト |
指揮者 | ルドルフ・バルシャイ |
オーケストラ | モスクワ室内管弦楽団 |
演奏者(楽団) | ユルロフ国立合唱団 |
録音種別 | STEREO |
ジャケット状態 | EX |
レコード状態 | EX++ |
製盤国 | RU(ロシア)盤 |
グレード(宗教音楽) | レギュラー |
レーベル・ワンポイントガイド
《Μелодия (Melodiya)》は各地のレーベル・ブランドをまとめて、1964年にスタートしました。Melodiya前は「33」とLPレコードの意味する「Dolgoigrayushchaya」が、中心デザインの盤、灯台(CCCPロゴ)、松明デザインの盤と移っています。1964年以降のMelodiyaではピンク色か紺色のレーベルでよく見ます。小さい松明ロゴの下に、「Апрелевский Завод」プレス工場の表記。決まったレーベル名はなく海外のセラーからはAprelevka Plant(アプレレフカ工場)盤と呼ばれていることが多いです。RecordLabel | PINK WITH BLACK LETTERING |
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Recording&Weight | STEREO(140g) |
Release&Stamper | - |
- 通販レコード
- オーダー番号34-22554
- 販売価格2,500円
(税別) - 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
- 詳細掲載ページ
- https://recordsound.jp/analogsound/index.php?mode=detail&gid=22554
モスクワ音楽院でヴァイオリンとヴィオラを学びますが、在学中に弦楽四重奏の演奏に夢中になったバルシャイはヴィオラ奏者として音楽家活動を開始、ボロディン弦楽四重奏団とチャイコフスキー弦楽四重奏団の創設メンバーとなり、前者には1953年まで所属してヴィオラを担当。その間、1949年にはブダペストで開催された世界青年学生フェスティバルで最高名誉賞を受賞しているほか、ソ連国内のコンクールでも優秀な成績を収めています。
その後、バルシャイはレニングラード音楽院で、名教師イリヤ・ムーシンから指揮を学び、1955年にモスクワ室内管弦楽団を創設して指揮者としての活動をスタート。このオーケストラとの活動は、バルシャイが亡命するまでの20年以上におよび、バロック音楽から現代作品に至るまで幅広いレパートリーを演奏・録音、鍛え抜かれ引き締まったアンサンブルで大いに声望を高めました。
演奏というものは「演奏史」の中においてこそ、はじめてその真価が分かる。1960年台であれ、70年台であれ、その時代に高く評価されたレコードが、当時のモーツァルト演奏を考える上での基準線がどこにあったのかを示してしまうことになる。ベームがベルリンフィルと完成させたモーツァルトの交響全集は当時のモーツァルト演奏のスタンダードであり、その地位は70年代に入っても揺るがなかった。マリナーとアカデミー室内管弦楽団に対して「これまであまりぶつかったことのない独特の新鮮味と、歌の冴えがあった」と賞揚され、K.183のト短調シンフォニーとK.201のイ長調シンフォニーの録音を「価値のある新しさ」と薦められても、今のピリオド楽器による演奏に慣れた耳からすれば何をいわんや。ベームのモーツァルトを取り上げて、「引き締まった、リズムの躍動の鮮やかな、透明な線の音楽」とも述べられていたのですから、モーツァルトの音楽のイメージも変わってきているものです。ピリオド楽器による演奏を多く聴き重ねることを経て、今ではフォルテピアノのオーソリティである、ロナルド・ブラウティハムがベートーヴェンの皇帝協奏曲をモダン・ピアノを使ってモダン・オーケストラと共演をするほどである。なお、バルシャイとモスクワ室内管弦楽団による録音については、今の耳から聞いてもいささかゾクリとするほどの凄みを持っているのですが、当時の基準線とも言うべきベームのモーツァルトから眺めてみれば、彼らの演奏に秘められた革命的とも言うべき新しさを正確に理解するのは途轍もなく難しいほど、あまりにも時代の先を行きすぎていたがゆえに正当な評価されなかったことや、ソ連の崩壊と言う政治的要因なども重なった結果かも知れません。
その後、バルシャイはレニングラード音楽院で、名教師イリヤ・ムーシンから指揮を学び、1955年にモスクワ室内管弦楽団を創設して指揮者としての活動をスタート。このオーケストラとの活動は、バルシャイが亡命するまでの20年以上におよび、バロック音楽から現代作品に至るまで幅広いレパートリーを演奏・録音、鍛え抜かれ引き締まったアンサンブルで大いに声望を高めました。
演奏というものは「演奏史」の中においてこそ、はじめてその真価が分かる。1960年台であれ、70年台であれ、その時代に高く評価されたレコードが、当時のモーツァルト演奏を考える上での基準線がどこにあったのかを示してしまうことになる。ベームがベルリンフィルと完成させたモーツァルトの交響全集は当時のモーツァルト演奏のスタンダードであり、その地位は70年代に入っても揺るがなかった。マリナーとアカデミー室内管弦楽団に対して「これまであまりぶつかったことのない独特の新鮮味と、歌の冴えがあった」と賞揚され、K.183のト短調シンフォニーとK.201のイ長調シンフォニーの録音を「価値のある新しさ」と薦められても、今のピリオド楽器による演奏に慣れた耳からすれば何をいわんや。ベームのモーツァルトを取り上げて、「引き締まった、リズムの躍動の鮮やかな、透明な線の音楽」とも述べられていたのですから、モーツァルトの音楽のイメージも変わってきているものです。ピリオド楽器による演奏を多く聴き重ねることを経て、今ではフォルテピアノのオーソリティである、ロナルド・ブラウティハムがベートーヴェンの皇帝協奏曲をモダン・ピアノを使ってモダン・オーケストラと共演をするほどである。なお、バルシャイとモスクワ室内管弦楽団による録音については、今の耳から聞いてもいささかゾクリとするほどの凄みを持っているのですが、当時の基準線とも言うべきベームのモーツァルトから眺めてみれば、彼らの演奏に秘められた革命的とも言うべき新しさを正確に理解するのは途轍もなく難しいほど、あまりにも時代の先を行きすぎていたがゆえに正当な評価されなかったことや、ソ連の崩壊と言う政治的要因なども重なった結果かも知れません。
詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。
入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。
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Posted by analogsound at 22:15│Comments(0)
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