2019年06月03日
JP 東芝 EAA80013 スメタナ四重奏団 モーツァルト 弦楽四重奏曲K421&428(メタル日本企画盤)
《通販レコードのご案内》息づかいまでもが合致しているかのような演奏は、精緻極まりない素晴らしさ。
品番 | 34-22036 |
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商品名 | JP 東芝EAA80013 スメタナsq モーツァルト 弦四k421・428(Jメタル日本企画盤) |
レコード番号 | EAA80013 |
作曲家 | ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト |
演奏者(楽団) | スメタナ弦楽四重奏団 |
録音種別 | STEREO |
ジャケット状態 | EX |
レコード状態 | M- |
製盤国 | JP(日本)盤 |
グレード(室内楽) | レギュラー |
レーベル・ワンポイントガイド
《ANGEL RECORDS》は天使を模したレーベル・デザインで、ユダヤ・キリスト・イスラム三宗教にまつわる記録天使をアレンジしたもの。「Angel」のレーベル名が日本で使用されていたのは、EMIというレーベル名になる前の「HMV」レーベルのシンボルマーク「His Master's Voice」(蓄音機に耳を傾ける犬の絵)が、言うまでもなく、このマークの使用権は米ビクター、日本ビクターにありましたから、日本とアメリカでは使用できなかったからです。そのためやむなく、HMVではアメリカと日本では犬のマークになる前の古い天使のシンボルマークを使用し、レーベル名も「Angelレコード」にしたわけです。1963年1月、英EMI傘下のイギリスのコロムビア・レコードの日本配給権が日本コロムビアから東芝音楽工業に移行したのを受け、それまでクラシック・ポピュラー問わず統括していた「エンジェル・レコード」から、クラシック系を「エンジェル」、ポピュラー系を「オデオン」と分割し、販売を開始した。
英EMIのアメリカ流通や1973年に東芝との合弁で誕生した「東芝EMI」でもレコーディング・エンジェルが使われ、日本でも広く認知されました。
英仏盤のみならずこの東芝音楽工業時代に制作・録音された時代と同じ空気を感じられるのが初期盤収集の楽しみ。1960年代初頭リリース・当時の「東芝音楽工業株式会社」製レコードは丁寧な造りで英国直輸入スタンパー使っていた所為か高音質なものが多い。アナログ的で引き締まった密度のある音と音色で、楽音も豊か。情報量が多く、対旋律の細部に至るまで明瞭に浮かび上がってくる。高域は空間が広く、光彩ある音色。低域は重厚で厚みがある。オーケストレーションが立体的に浮かび上がる。 モノクロではなくこんなにカラフルで立体的なのは、 さすが初期東芝工業盤、ハンドメイドの余韻が感じられます
RecordLabel | - |
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Recording&Weight | STEREO |
Release&Stamper | - |
- 通販レコード
- オーダー番号34-22036
- 販売価格3,000円
(税別) - 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
- 詳細掲載ページ
- https://recordsound.jp/analogsound/index.php?mode=detail&gid=22036
「絶妙のアンサンブル」という言葉がピッタリな四重奏団による、安定感抜群のモーツァルトです。譜面に頼らず暗譜で演奏することによるメリットを十分に生かした、息づかいまでもが合致しているかのような演奏は精緻極まりない素晴らしさ。
1943年に結成されたスメタナ四重奏団は、全員が演奏に際し暗譜でそれを行うことでも高名なアンサンブル。解散する1989年まで高度なアンサンブルと豊かな音楽性でファンを魅了しました。ステージの上でも、そしてもちろんレコーディングでもそのメリットは大いに生かされていて、4人が密接に位置できるために、細部まで神経が行き届き、そのアンサンブルはより一層精緻なものになっています。とくにここでの演奏では、そうした精妙なアンサンブルを土台にして柔軟性と透明な輝きを音楽にもたらし、モーツァルトにとって一番大切とされる自在な音楽の流れを生み出すことに成功しています。
モーツァルトはこのK.421とK.428を含む弦楽四重奏曲6曲を敬愛するハイドンに献呈しており、今日では「ハイドン・セット」の名で知られています。天才をして大変な労苦を強いられたと言われており、少し自由さが足りないとの指摘もありますが、完成度はすごい高みに達しています。なかでも、K.421は、モーツァルトにとっとは宿命の調性の一つ、ニ短調で構成されており、デモーニッシュな第3楽章には戦慄さえ覚えます。近年ではアップテンポでエッジの効いた演奏も多いですが、スメタナ四重奏団の入り方。アンサンブルの呼吸。音色。どれをとっても好い味を出しています。このような余裕に満ちたスタイルこそ、モーツァルトの室内楽を楽しむにはぴったりだと思います。
モーツァルト音楽の持つ繊細さ、儚さが見事に昇華され、心躍るような楽しさや哀しさといった感情がストレートに伝わってきます。弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 K.421、弦楽四重奏曲 第16番 変ホ長調 K.428、1956年録音。
1943年に結成されたスメタナ四重奏団は、全員が演奏に際し暗譜でそれを行うことでも高名なアンサンブル。解散する1989年まで高度なアンサンブルと豊かな音楽性でファンを魅了しました。ステージの上でも、そしてもちろんレコーディングでもそのメリットは大いに生かされていて、4人が密接に位置できるために、細部まで神経が行き届き、そのアンサンブルはより一層精緻なものになっています。とくにここでの演奏では、そうした精妙なアンサンブルを土台にして柔軟性と透明な輝きを音楽にもたらし、モーツァルトにとって一番大切とされる自在な音楽の流れを生み出すことに成功しています。
モーツァルトはこのK.421とK.428を含む弦楽四重奏曲6曲を敬愛するハイドンに献呈しており、今日では「ハイドン・セット」の名で知られています。天才をして大変な労苦を強いられたと言われており、少し自由さが足りないとの指摘もありますが、完成度はすごい高みに達しています。なかでも、K.421は、モーツァルトにとっとは宿命の調性の一つ、ニ短調で構成されており、デモーニッシュな第3楽章には戦慄さえ覚えます。近年ではアップテンポでエッジの効いた演奏も多いですが、スメタナ四重奏団の入り方。アンサンブルの呼吸。音色。どれをとっても好い味を出しています。このような余裕に満ちたスタイルこそ、モーツァルトの室内楽を楽しむにはぴったりだと思います。
モーツァルト音楽の持つ繊細さ、儚さが見事に昇華され、心躍るような楽しさや哀しさといった感情がストレートに伝わってきます。弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 K.421、弦楽四重奏曲 第16番 変ホ長調 K.428、1956年録音。
詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。
入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。
GB DGG 2530 533 メロス弦楽四重奏団 シューベルト・弦楽四重奏曲14番「死と乙女」/12番
GB COLUMBIA 33CX1826-28 ジュリアード四重奏団 モーツァルト・弦楽四重奏曲「ハイドン・セット」
US VOX PL12.850 アーロン・ロザンド The Violinst
GB COLUMBIA SAX5259 オットー・クレンペラー モーツァルト・セレナード10番「グラン・パルティータ」
DE EMI ASD4032リヒテル&ボロディンSQ シューベルト・鱒
RU MELODIA 33C-04576 コーガン スヴェトラーノフ ラザノフ ラフマニノフ・ピアノ三重奏曲2番
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Posted by analogsound at 15:15│Comments(0)
│室内楽