クラウドソーシング「ランサーズ」

2020年01月18日

RU MELODIA 33C-04576 コーガン スヴェトラーノフ ラザノフ ラフマニノフ・ピアノ三重奏曲2番

《通販レコードのご案内》指揮者のスヴェトラーノフがピアノを受け持った稀有な盤。トリオながら交響楽的響きがするのは気のせいか。ここでもコーガンの美音は特出もの。


RU MELODIA 33C04576 レオニード・コーガン&エフゲニー・スヴェトラーノフ&フィオドール・ラザノフ ラフマニノフ・P三重奏曲

品番34-23189
商品名 RU MELODIA 33C 01665-66 レオニード・コーガン べートーヴェン・ヴァイオリン協奏曲
レコード番号 33C-04576
作曲家セルゲイ・ラフマニノフ
演奏者レオニード・コーガン エフゲニー・スヴェトラーノフ フィオドール・ラザノフ
指揮者エフゲニー・スヴェトラーノフ
オーケストラソビエト国立交響楽団
録音種別 STEREO
ジャケット状態M-
レコード状態M-
製盤国RU(ロシア)盤
グレード(室内楽)ミディアム

販売レコードのカバー、レーベル写真

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レーベル・ワンポイントガイド

Μелодия (Melodiya)》は各地のレーベル・ブランドをまとめて、1964年にスタートしました。Melodiya前は「33」とLPレコードの意味する「Dolgoigrayushchaya」が、中心デザインの盤、灯台(CCCPロゴ)、松明デザインの盤と移っています。1964年以降のMelodiyaではピンク色か紺色のレーベルでよく見ます。小さい松明ロゴの下に、「Апрелевский Завод」プレス工場の表記。決まったレーベル名はなく海外のセラーからはAprelevka Plant(アプレレフカ工場)盤と呼ばれていることが多いです。

  • Record LabelBLUE WITH SILVER LETTERING
    Recording & WeightSTEREO 1枚組
    Release & Stamper-
    • 通販レコード
    • オーダー番号34-23189
    • 販売価格5,000円
      (税別)
    • 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。

詳細掲載ページ
https://recordsound.jp/analogsound/index.php?mode=detail&gid=23189

コーガンのヴァイオリンは、ピンと筋の通った演奏。高音の持続音が特に美しい。細身で、冴え冴えとして、輝かしい音色。どこまでも伸びてゆく高音から、キラキラと燦めきがこぼれ落ちてくる感じで、ため息が出るほどの美音。
冷ややかな感じがするほど清冽で透明な音色と強烈な集中力、完璧なイントネーションとボーイング・テクニックを特徴とする、現代のヴァイオリニストにも通じる完璧なまでのコーガンのテクニックは、19世紀後半以後ロシア=アウアー楽派が成し遂げた極めつけの境地と言えるでしょう。
現代のヴァイオリニストにも通じる完璧なまでのテクニックと、コーガンでしか表現することのできない豊かなヴィブラートを堪能できます。
コーガンは度々来日して演奏会を開いたことで日本での愛好家は数多い。その来日の度に高級なアンプやスピーカーを大量に買い込んで帰っていったということだ。それぐらいは驚くに値しないけど、コーガンが帰国前に荷物の搬送のために来たトラックはソ連大使館から派遣されたものだったといいます。つまりは送料も関税もゼロ。なんとも国を上げての羨ましい後押しだろう。しかし、なかなか資本主義社会では起こりえないことが旧ソ連では起こっていたエピソードだ。
オイストラフと比肩して並び称されるロシアの名手コーガン。すぐれた教育者としても知られ、門下にはアバドの愛人ムローヴァや池田万寿夫夫人佐藤陽子らがいます。58歳の若さで亡くなったこともあり、不幸にもけっして録音に恵まれていたといえないコーガンは、メジャーに数多くの録音を残したオイストラフに比べるとあまりにも対照的。本盤でもコーガンの冴え冴えとして、美しく輝かしいヴァイオリンの音色が堪能できます。スヴェトラーノフ指揮する伴奏は節度があり、コーガンの艷やかなヴァイオリンが良く映えています。
ダビッド・オイストラフと共に20世紀ロシア―ソ連ヴァイオリン楽派を代表した巨匠、レオニード・コーガン(Leonid Kogan)が全盛期だった1960年録音。コーガンは1951年イザイ(エリザベート王妃)コンクールで優勝して以後、西側世界に本格的に姿を現わしましたが、1950~60年代に西ヨーロッパの舞台に立つ度にロンドンとパリで制作されたEMI録音の数々は、ヴァイオリン演奏史において除くことができない輝く遺産として屈指のものとなっています。ソヴィエトの演奏家が西側で演奏する際は何かしらの報告の提出を求められていただろうことは想像に難くない。繊細で神経質なコーガンにとってそれは苦痛なことだったろう。このことが1970年代以降コーガンが西側であまり演奏しなくなってしまうことと関係しているのかもしれない。
指揮者のスヴェトラーノフがピアノを受け持った稀有な盤。トリオながら交響楽的響きがするのは気のせいか。ここでもコーガンの美音は特出もの。


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初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」

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Posted by analogsound at 10:00│Comments(0)室内楽
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