2020年01月25日
GB COLUMBIA SAX2570 オットー・クレンペラー フィルハーモニア管 ベートーヴェン・序曲集
《通販レコードのご案内》1954年から1958年までの5年間は、たいへんバランスのとれた芸風がクレンペラーの特徴となっていました。
品番 | 34-17433 |
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商品名 | GB COLUMBIA SAX2570 オットー・クレンペラー ベートーヴェン・序曲集 |
レコード番号 | SAX2570 |
作曲家 | ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン |
オーケストラ | フィルハーモニア管弦楽団 |
指揮者 | オットー・クレンペラー |
録音種別 | STEREO |
ジャケット状態 | EX |
レコード状態 | EX |
製盤国 | GB(イギリス)盤 |
グレード(管弦楽) | ミディアム |
レーベル・ワンポイントガイド
コロムビア(Columbia)社のレコードで、最もオーディオファイルに人気があるのは、オットー・クレンペラーやアンドレ・クリュイタンス、ダヴィッド・オイストラフそしてレオニード・コーガンなどの名録音で非常に有名な、SAX(サックス)シリーズである。《マジック・ノーツ・セミサークル》は、赤の地に上半分の半円の中に蓄音機とニッパー君の絵が入るかわりに、半円の上部には「COLUMBIA」の文字が入っているため、簡単に見分けが付く。蓄音機とニッパー君の絵が入るデザインを、「半円(セミサークル)ニッパー( "LARGE DOG IN SEMI-CIRCLE" )」と呼びます。レコード番号では、SAX2252と2532、そして2540以降のまでは、これがオリジナルであると考えられています。それ以降のレーベル・デザインは、EMIの「スタンプニッパー」とほぼ同じであるが、ニッパー犬の代わりに、音符が印刷されている後期のレーベルになる。番号後期になるとレコード盤のプレス精度も高品質化していますために、このレーベルの音質上の特色は、デッカの鮮烈なサウンドに比べ、聴く者を包み込むような、音場感豊かな上品なサウンドにあります。
Record Label "MAGIC NOTES IN SEMI CIRCLE"WITH BLACK LETTERING Recording & Weight STEREO 1枚組 (140g) Release & Stamper 1959 2/3 - 通販レコード
- オーダー番号34-17433
- 販売価格10,000円
(税別) - 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
- 詳細掲載ページ
- https://recordsound.jp/analogsound/index.php?mode=detail&gid=17433
クレンペラーは1951年にオランダ音楽祭の快速な『復活』などで成功を収めた後、北米でも指揮活動をおこないますが、その際、モントリオール空港で転倒のため大怪我をして長期入院を余儀なくされ、さらに当時の法律によって1954年までヨーロッパに戻ることができなくなってしまいます。その怪我によりクレンペラーは椅子に座って指揮をするようになり、結果として、1954年からは以前のような快速アプローチは影を潜め、その芸風は冷静なコントロールの効いたバランスの良いスタイルに変化しています。そのため、軽さがなくなったことから力強さや緊張感のいっそうの向上が認められ、緻密なリズム処理や造形的な打ち出しの強さも比類が無いという、まさに精神面・体力面でベストと思われる状態に達することになります。
1954年から1958年までの5年間は、クレンペラーの芸風がたいへんバランスのとれたものであり、ベートーヴェンの交響曲全集では、交響曲第3番以外の8曲はすべてその時期に収録されているのが特徴ともなっていました。
ベートーヴェンの交響曲全集は、クレンペラーの代表作として知られるもので、序曲その他を含め、遅めのテンポで壮大な世界を構築したユニークな名演の数々を味わえます。クレンペラーのベートーヴェン演奏は、パート・バランスを常に適切に保つことで、情報量が非常に多いものになっているのが特徴であり、さらに目立った特質として、フレーズの形を完璧に維持し、拍も厳格に守ることで、独特の堅牢なスタイルを構築している点が挙げられます。
クレンペラーは、当時の指揮者の常として、楽譜に隠し味的な変更を加えていることはインタビューでも言及していましたが、1960年録音の第7番冒頭ではヴァイオリン・セクションをオクターヴ上げするなどかなり思い切ったこともしていました。また、これはクレンペラー録音全般に言えることですが、楽器配置がヴァイオリン両翼型ということで、木管楽器重視のクレンペラーの嗜好がさらに活かされることとなり、各パートが立体的に交差する情報量の多さが、独特な音響創出に繋がっています。交響曲第9番第2楽章など実に鋭くユニークです。
序曲『コリオラン』 op.62、『シュテファン王』序曲 op.117、序曲『献堂式』 op.124、1957年10月録音、『プロメテウスの創造物』序曲 op.43、『エグモント』op.84、1957年11月録音。
1954年から1958年までの5年間は、クレンペラーの芸風がたいへんバランスのとれたものであり、ベートーヴェンの交響曲全集では、交響曲第3番以外の8曲はすべてその時期に収録されているのが特徴ともなっていました。
ベートーヴェンの交響曲全集は、クレンペラーの代表作として知られるもので、序曲その他を含め、遅めのテンポで壮大な世界を構築したユニークな名演の数々を味わえます。クレンペラーのベートーヴェン演奏は、パート・バランスを常に適切に保つことで、情報量が非常に多いものになっているのが特徴であり、さらに目立った特質として、フレーズの形を完璧に維持し、拍も厳格に守ることで、独特の堅牢なスタイルを構築している点が挙げられます。
クレンペラーは、当時の指揮者の常として、楽譜に隠し味的な変更を加えていることはインタビューでも言及していましたが、1960年録音の第7番冒頭ではヴァイオリン・セクションをオクターヴ上げするなどかなり思い切ったこともしていました。また、これはクレンペラー録音全般に言えることですが、楽器配置がヴァイオリン両翼型ということで、木管楽器重視のクレンペラーの嗜好がさらに活かされることとなり、各パートが立体的に交差する情報量の多さが、独特な音響創出に繋がっています。交響曲第9番第2楽章など実に鋭くユニークです。
序曲『コリオラン』 op.62、『シュテファン王』序曲 op.117、序曲『献堂式』 op.124、1957年10月録音、『プロメテウスの創造物』序曲 op.43、『エグモント』op.84、1957年11月録音。
詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。
入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。
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Posted by analogsound at 08:00│Comments(0)
│管弦楽