2019年11月02日
GB COLUMBIA SAX2397 オットー・クレンペラー シューベルト 交響曲第9番「グレート」
《通販レコードのご案内》クレンペラーならではのがっしりとした構成感のゆるぎないシューベルト。
品番 | 34-21470 |
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商品名 | GB COL SAX2397 オットー・クレンペラー シューベルト・交響曲第9番「グレート」 |
レコード番号 | SAX2397 |
作曲家 | フランツ・シューベルト |
オーケストラ | フィルハーモニア管弦楽団 |
指揮者 | オットー・クレンペラー |
録音種別 | STEREO |
ジャケット状態 | EX |
レコード状態 | EX |
製盤国 | GB(イギリス)盤 |
グレード(交響曲) | ミディアム |
レーベル・ワンポイントガイド
《ターコイズ・ラベル》はブルー・シルヴァーと呼ばれもするステレオ録音レコードのオリジナル・ラベル。薄い水色(ターコイズブルー)に銀の網掛けがベースとなり、黒色でレコード詳細が記述されている。中央上部に音符のマーク、その下にCOLUMBIAの文字、中央に「stereo phonic」と描かれている。華やかで重厚なレーベルデザインは中古レコードコレクターの人気を集めており、 ほとんどのブルー・シルバー・レーベルは高価で取引されている。SAX 2307 (コーガン ブラームス・ヴァイオリン協奏曲)、SAX 2263 (シュタルケル ドヴォルザーク・チェロ協奏曲)は1万円を超える。SAX 2252 から 2539 まで(除 2526、2532)の初版ラベルとして利用された。
Record Label BLUE&SILVER ORIGINAL Recording & Weight STEREO 1枚組 (160g) Release & Stamper 1961 - 通販レコード
- オーダー番号34-21470
- 販売価格12,000円
(税別) - 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
- 詳細掲載ページ
- https://recordsound.jp/analogsound/index.php?mode=detail&gid=21470
世の中世知辛く切羽詰って来ると、シューベルトの曲は甘過ぎて心に響かないのであろうか。ロマンティックとか復活なんて、それはそれで聴く音楽が増えたからかも知れないが。かのシューマンが、尊敬するベートーヴェンとシューベルトの墓参りに行った帰りに、シューベルトの兄の家に立ち寄り「発見」した曲。それを、メンデルスゾーンに依頼し、ゲヴァントハウス管で初演させたと云う感動のストーリーとか、シューマンが「すばらしい長さ (天国的な長さ)」と賞賛したことが《ザ・グレート》の由来だとか、どうでも良くなったのだろう。マーラー、ブルックナーは余裕しゃくしゃく「グレート」級あるし、ベートーヴェンの「英雄」だって、リピートを完全に行って、《ザ・グレート》を超える録音まで登場している。
曲は「歌曲王」シューベルトらしく、曲全体がシューベルト特有の「歌」の精神にあふれ、長さではなく「天国的」心地よさが60分近くも味わえるこの曲の別名としてふさわしいとシューマンは言いたかったんだ、と読み替えたい。
シューベルトになるとクレンペラーのオーケストラの対向配置が甚だしく効果的である。クレンペラーは滅多な事では感情移入しない。出だしのホルンも実に淡々としている。にも関わらず曲そのものの美しさが次々と露わになって来る。このジックリとしたテンポがフレーズの美しさを浮き上がらせるのに効果があるのだ。使命感にも等しい観念に取り憑かれていたフルトヴェングラーの、1950年の《グレート》は物凄い底力であるし、迫力もある。しかし、シューマンが評した「天国的な長さ」と云うには深遠な演奏過ぎる気がする。天国に誘ってもらえるのは、どうしてもクレンペラーじゃなければ逝けなさそうだ。今のところは。
"FACTORY SAMPLE NOT FOR SALE"シール添付の高音質サンプル盤、優秀録音、名演、名盤。録音時期:1960年11月16-19日ロンドン、キングズウェイ・ホールでのステレオ(アナログ/セッション)録音。Producers: Walter Legge & Walter Jellinek, Balance engineers: Christopher Parker.
曲は「歌曲王」シューベルトらしく、曲全体がシューベルト特有の「歌」の精神にあふれ、長さではなく「天国的」心地よさが60分近くも味わえるこの曲の別名としてふさわしいとシューマンは言いたかったんだ、と読み替えたい。
シューベルトになるとクレンペラーのオーケストラの対向配置が甚だしく効果的である。クレンペラーは滅多な事では感情移入しない。出だしのホルンも実に淡々としている。にも関わらず曲そのものの美しさが次々と露わになって来る。このジックリとしたテンポがフレーズの美しさを浮き上がらせるのに効果があるのだ。使命感にも等しい観念に取り憑かれていたフルトヴェングラーの、1950年の《グレート》は物凄い底力であるし、迫力もある。しかし、シューマンが評した「天国的な長さ」と云うには深遠な演奏過ぎる気がする。天国に誘ってもらえるのは、どうしてもクレンペラーじゃなければ逝けなさそうだ。今のところは。
"FACTORY SAMPLE NOT FOR SALE"シール添付の高音質サンプル盤、優秀録音、名演、名盤。録音時期:1960年11月16-19日ロンドン、キングズウェイ・ホールでのステレオ(アナログ/セッション)録音。Producers: Walter Legge & Walter Jellinek, Balance engineers: Christopher Parker.
詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。
入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。
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Posted by analogsound at 22:00│Comments(0)
│交響曲