クラウドソーシング「ランサーズ」

2019年10月15日

FR CBS CBS61191 ブルーノ・ワルター コロンビア交響楽団 モーツァルト・交響曲36番

《通販レコードのご案内》ワルターの芸風が柔和一辺倒のものではなかったことを教える、これは全盛期の最後の姿を記録した貴重な録音。


FR CBS CBS61191 ブルーノ・ワルター モーツァルト・交響曲36番

品番34-17050
商品名 FR CBS CBS61191 ブルーノ・ワルター モーツァルト・交響曲36番
レコード番号 CBS61191
作曲家 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
指揮者 ブルーノ・ワルター
オーケストラ コロンビア交響楽団
録音種別 STEREO
ジャケット状態 M-
レコード状態 EX
製盤国 FR(フランス)盤
グレード(交響曲) レギュラー

販売レコードのカバー、レーベル写真

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レーベル・ワンポイントガイド

"Walking Eye" in Center》は“一つ目”とも呼ばれますが CBS という報道機関の象徴として目と足を模したウォーキング・アイとよばれるロゴが中央に描かれているデザインです。
米国内プレスでなく、英国プレス、仏国プレス盤で主に使用されています。

  • Record LabelBLUE WITH BLACK LETTERING
    Recording & WeightSTEREO(140g)
    Release & Stamper1976
    • 通販レコード
    • オーダー番号34-17050
    • 販売価格2,000円
      (税別)
    • 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。

詳細掲載ページ
https://recordsound.jp/analogsound/index.php?mode=detail&gid=17050

モーツァルト演奏の第一人者として知られた巨匠ブルーノ・ワルター(1876〜1962)がコロンビアにおこなったセッション録音集。CBS 77603 でリリースされた7枚組から選ばれた、C.I.D.I.S. Louviers によるプレス。第1面が第1楽章と第3楽章、第2面が第2楽章と第4楽章となっている。リリースは1976年。
1950年台末にビバリーヒルズで半ば引退していた〝ワルターの芸術〟をステレオ録音で残すべく、コロンビア・マスターワークス社が立ち上げたプロジェクトにより残された歴史的名盤。ワルターのために集められた「コロンビア交響楽団」はロサンゼルス・フィルとハリウッドの音楽家たちの混成で、メンバー選考にもワルターが関わったと言われます。このシリーズで残された他の録音同様、分厚く豊かに響くロマンチックな演奏は、現代ではピリオド奏法も盛んになったモーツアルトだからこそ貴重な歴史的遺産と言えるでしょう。
1782年、「ハフナー」を作曲したモーツァルトであったが、これはセレナードを転用したものであった。ウィーン時代、交響曲として構想された最初のものはこの「リンツ」と言って良いだろう。「死とはモーツァルトが聴けなくなることだ」と答えたアインシュタインはケッヘルカタログの改訂を行ない、第3版で「本当の意味でのウィーン=シンフォニーの最初のもの」と解説している。ベートーヴェンに繋がる交響曲スタイルに発展しており、モーツァルトの後期の交響曲として一般的だ。アダージョの冒頭で気高い二重付点のリズムが鳴り響いた瞬間、聴き手はモーツァルト晩年の傑作がもつ音楽の世界に、たちまち入り込んでしまう。ウィーンの芸術上の自由、この都の傑出したオーケストラ奏者たちとの共同作業、ピアノ協奏曲や歌劇「後宮からの誘拐」で培ったオーケストレーションの経験、交響曲一般に対する真剣さを加えたアプローチが「リンツ交響曲」となって結実したことは明らかである。全楽章夫々非常に変化に富んでおり、リンツを好む指揮者が多いのも頷ける。
ブルーノ・ワルターはモーツァルトを得意としており、楽屋でモーツァルトの霊と交信していたという噂さえ伝説として残っているほどだ。生涯最後の録音も、モーツァルトのオペラ序曲集であった。晩年のコロンビア交響楽団とのステレオ録音では交響曲第36番「リンツ」、第40番、またニューヨーク・フィルとのモノラル録音では第35番「ハフナー」、第38番「プラハ」、第39番、第40番、第41番「ジュピター」などが名演奏として知られている。また、戦前のウィーン・フィルとの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』などの録音や、1952年のウィーン・フィルとの交響曲第40番のライヴ録音、ザルツブルク音楽祭での交響曲第25番、『レクイエム』のライヴ録音などは今でも名演奏と称えられている。オペラでは、メトロポリタン歌劇場での『ドン・ジョヴァンニ』、『魔笛』等が知られている。20世紀後半にモーツァルトの権威とされたカール・ベームも、「バイエルン歌劇場音楽監督であったワルターが私を第4指揮者として招聘し、彼がモーツァルトのすばらしさを教えてくれたからこそ、モーツァルトに開眼できた」と告白している。


詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。

初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」

入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。



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Posted by analogsound at 21:00│Comments(0)交響曲
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