2019年10月14日
AU COLUMBIA SAXO2356 ヘルベルト・フォン・カラヤン モーツァルト・交響曲29&38番
《通販レコードのご案内》カラヤンのモーツァルト演奏のスタイルは変化することはなかった。
品番 | 34-17428 |
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商品名 | AU COL SAXO2356 ヘルベルト・フォン・カラヤン モーツァルト・交響曲29&38番 |
レコード番号 | SAXO2356 |
作曲家 | ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト |
指揮者 | ヘルベルト・フォン・カラヤン |
オーケストラ | ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 フィルハーモニア管弦楽団 |
録音種別 | STEREO |
ジャケット状態 | EX |
レコード状態 | EX |
製盤国 | AU(オーストラリア)盤 |
グレード(交響曲) | ミディアム |
レーベル・ワンポイントガイド
《ターコイズ・ラベル》ブルー・シルヴァーと呼ばれもするステレオ録音レコードのオリジナル・ラベル。薄い水色(ターコイズブルー)に銀の網掛けがベースとなり、黒色でレコード詳細が記述されている。中央上部に音符のマーク、その下に COLUMBIA の文字、中央に「 stereo phonic 」と描かれている。華やかで重厚なレーベルデザインは中古レコードコレクターの人気を集めており、 ほとんどのブルー・シルバー・レーベルは高価で取引されている。SAX 2307 (コーガン ブラームス・ヴァイオリン協奏曲)、SAX 2263 (シュタルケル ドボルザーク・チェロ協奏曲)は1万円を超える。SAX 2252 から 2539 まで(除 2526、2532)の初版ラベルとして利用された。Record Label BLUE&SILVER Recording & Weight STEREO (150g) Release & Stamper 3/11 - 通販レコード
- オーダー番号34-17428
- 販売価格10,000円
(税別) - 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
- 詳細掲載ページ
- https://recordsound.jp/analogsound/index.php?mode=detail&gid=17428
カラヤンとベルリン・フィルのモーツァルトで、《ハフナー》、《リンツ》、《プラハ》、39番、40番と《ジュピター》は二種類あるが、引き締まったモーツァルトを聞きたいか、ゴージャスで華やかなサウンドを楽しみたいか。好みで選んで聞くのが良いが、名手の揃ったベルリン・フィルの木管楽器を楽しむにはEMI盤が勝る。
優美に磨かれた、華麗なモーツァルト。カラヤン美学の徹底した演奏です。スケールの大きな中にも美しさがちりばめられ、この上なく心地の良い響き。
モーツァルトのふたつの顔。モーツァルトは非常に恐い存在だ。なぜならあまりにも自然だし、あまりにも神と一体化している。でもプロとして避けて通ることはできない・・・とは、ある日本人ヴァイオリニストが言った思い。この言葉はモーツァルトの音楽に真摯に取り組もうとすればするほど肉体的にも精神的にも奮い立つものがないと難儀だろう。そういった理由でモーツァルトを苦手としている音楽家は意外と多いのではないでしょうか。モーツァルトの聴き始めは『フィガロの結婚』序曲とか、ジュピターや40番のシンフォニーだったはず。でも、気になる音楽家になる切っ掛けは、《パリ》交響曲でした。その時のレコードがカラヤンの録音で、6大シンフォニーなら納得だけど、モーツァルトの若いころのシンフォニーをまとめて録音していることに新鮮な驚きを感じました。
70年に EMI でベルリン・フィルと録音したシリーズの時のことで、75~77年にグラモフォンで同じくベルリン・フィルと、モーツァルトの交響曲全集を録音してもいます。当時は「まだ5年しかたっていないのに、また出すのか」、「ベームとウィーン・フィルへの対抗か」と騒がれたそうです。
この積極性は、体力も気力もはちきれんばかりに充実していたんでしょうね。
交響曲第38番《プラハ》を演奏しているのが、フィルハーモニア管弦楽団。ブルー・アンド・シルヴァーで唯一の録音で、後に発売されるモーツァルト・後期交響曲集(SLS 809)とは別のセッション。
ラベルのデザインは、ペパーミント・グリーンにシルバー・プリントの鮮やかなもの。マスクメロンという愛称でも親しまれている。左右のスピーカーから出た音が交差してステレオ音響を造り出すというのを視覚的に感じさせるシンボリックなデザインだ。聴いて驚くのは、ステレオ・プレゼンスの明快さである。左右のスピーカーからの音に加えて中央の定位、フェイズが感じられる。明らかに、フルート、オーボエがそこに聞こえて、第2ヴァイオリンがあり、右のスピーカーからは、ヴィオラ=アルト、チェロ、コントラバス聞こえてくる。左右の定位の他に中央の感覚があるのが、現在のステレオ感覚の初期段階の録音ということができるのであろう。録音場所がムジークフェラインというのも特筆すべきで普通のことではない。そこにして、初めて可能な業績であったのである。
第29番)1960年2月29日〜3月1日ベルリン、ダーレムのイエス・キリスト教会録音。(第38番)1958年9月16日〜17日ウィーン、ムジークフェラインザール録音。プロデューサーは、ウォルター・レッグ、レコーディング・エンジニアは、英国人ダグラス・ラーター。
優美に磨かれた、華麗なモーツァルト。カラヤン美学の徹底した演奏です。スケールの大きな中にも美しさがちりばめられ、この上なく心地の良い響き。
モーツァルトのふたつの顔。モーツァルトは非常に恐い存在だ。なぜならあまりにも自然だし、あまりにも神と一体化している。でもプロとして避けて通ることはできない・・・とは、ある日本人ヴァイオリニストが言った思い。この言葉はモーツァルトの音楽に真摯に取り組もうとすればするほど肉体的にも精神的にも奮い立つものがないと難儀だろう。そういった理由でモーツァルトを苦手としている音楽家は意外と多いのではないでしょうか。モーツァルトの聴き始めは『フィガロの結婚』序曲とか、ジュピターや40番のシンフォニーだったはず。でも、気になる音楽家になる切っ掛けは、《パリ》交響曲でした。その時のレコードがカラヤンの録音で、6大シンフォニーなら納得だけど、モーツァルトの若いころのシンフォニーをまとめて録音していることに新鮮な驚きを感じました。
70年に EMI でベルリン・フィルと録音したシリーズの時のことで、75~77年にグラモフォンで同じくベルリン・フィルと、モーツァルトの交響曲全集を録音してもいます。当時は「まだ5年しかたっていないのに、また出すのか」、「ベームとウィーン・フィルへの対抗か」と騒がれたそうです。
この積極性は、体力も気力もはちきれんばかりに充実していたんでしょうね。
交響曲第38番《プラハ》を演奏しているのが、フィルハーモニア管弦楽団。ブルー・アンド・シルヴァーで唯一の録音で、後に発売されるモーツァルト・後期交響曲集(SLS 809)とは別のセッション。
ラベルのデザインは、ペパーミント・グリーンにシルバー・プリントの鮮やかなもの。マスクメロンという愛称でも親しまれている。左右のスピーカーから出た音が交差してステレオ音響を造り出すというのを視覚的に感じさせるシンボリックなデザインだ。聴いて驚くのは、ステレオ・プレゼンスの明快さである。左右のスピーカーからの音に加えて中央の定位、フェイズが感じられる。明らかに、フルート、オーボエがそこに聞こえて、第2ヴァイオリンがあり、右のスピーカーからは、ヴィオラ=アルト、チェロ、コントラバス聞こえてくる。左右の定位の他に中央の感覚があるのが、現在のステレオ感覚の初期段階の録音ということができるのであろう。録音場所がムジークフェラインというのも特筆すべきで普通のことではない。そこにして、初めて可能な業績であったのである。
第29番)1960年2月29日〜3月1日ベルリン、ダーレムのイエス・キリスト教会録音。(第38番)1958年9月16日〜17日ウィーン、ムジークフェラインザール録音。プロデューサーは、ウォルター・レッグ、レコーディング・エンジニアは、英国人ダグラス・ラーター。
詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。
入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。
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Posted by analogsound at 21:00│Comments(0)
│交響曲