クラウドソーシング「ランサーズ」

2019年06月22日

GB EMI MFP2082 ルドルフ・ケンペ ハイドン 交響曲104番「ロンドン」 モーツァルト 交響曲34番

《通販レコードのご案内》一切の夾雑物が無く、快晴の秋の日にアウトバーンを疾走する爽快感。ケンペの音楽に対する愉悦に満ちたモーツァルトです。


GB EMI MFP2082 ケンペ ハイドン・交響曲104番「ロンドン」/モーツァルト・交響曲34番

品番 34-22267
商品名 GB EMI MFP2082 ケンペ ハイドン・交響曲104番「ロンドン」/モーツァルト・交響曲34番
レコード番号 MFP2082
作曲家 フランツ・ヨーゼフ・ハイドン ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
指揮者 ルドルフ・ケンペ
オーケストラ フィルハーモニア管弦楽団
録音種別 MONO
ジャケット状態 M-
レコード状態 EX++
製盤国 GB(イギリス)盤
グレード(交響曲) ミディアム

販売レコードのカバー、レーベル写真


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レーベル・ワンポイントガイド

Music for Pleasure》イギリス本国では「セラファム」は発売されていませんが、廉価レーベルとしてはClassics for Pleasure ( CFP, クラシック・フォー・プレジャー)とMusic for Pleasure ( CFP, ミュージック・フォー・プレジャー)「CFP」がありました。クラシック・フォー・プレジャーはクラシック音楽のローカルな新譜も含まれる魅力的なレーベルでした。
1965年にEMIからのライセンスを得た、ミュージック・フォー・プレジャーのカタログは、ケニーロジャース、ビーチボーイズ、ブロンディ、ピンクフロイド、ジミ・ヘンドリックス、アニマルズ、ザ・ビートルズなどの "著名"アーティストによるレコードを含んでいました。


RecordLabelTURQUOISE WITH SILVER LETTERING
Recording&WeightMONO (160g)
Release&Stamper1N/1N
  • 通販レコード
  • オーダー番号34-22267
  • 販売価格3,000円
    (税別)
  • 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。

詳細掲載ページ
https://recordsound.jp/analogsound/index.php?mode=detail&gid=22267

ケンペの盤歴からいって、ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー、そしてリヒャルト・シュトラウス、ワーグナーが思い出されるのは致し方ないことです。そして、ケンペのモーツァルトというと、イメージを浮かべられる人は多くないのではないかと思います。と、同時にケンペが描くモーツァルトというのはどういうものなのかという興味を抱かせるに十分でした。1955年11月24日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ、モノラル録音。
ケンペは晩年ミュンヘン・フィルを指揮してベートーヴェンとブラームスの交響曲全集を録音しましたが、それに比べてモーツァルトの録音は、ホルン協奏曲全曲(シヴィル独奏)、ピアノ協奏曲第27番(グルダ独奏)のほかは序曲などの小品で、オペラは1曲もなく、その意味でこの初発売となる2曲の交響曲は非常に貴重なものと言えます。
本盤の後、1956年5月3、15、18日、6月12日、4月30日&5月3日ロンドン、キングズウェイ・ホールでのセッションの記録があり、第39番と第41番も録音はされたものの、1957年当時、第39番と第41番はカタログに10枚を超えるディスクが載っており、特にその少し前にはビーチャム指揮ロイヤル・フィルによる第41番が同じEMIから発売、また1956年にフィリップスから同じビーチャム指揮ロイヤル・フィルの演奏で第39番が発売されていたため、当時の担当者が「発売は時期早尚」と考えたためだと思われます。
もちろん構成はしっかりとしていて、アンサンブルは極上です。どのようにしたら無理なくパートごとにフレーズを受け渡すことができるのか、どのようにしたら聴き手を飽きさせずに曲想によって変化をつけるのか、ひたすらインテンポです。しかしながら息が詰まるような窮屈さはなく、むしろ伸びやかな開放感と気品に満ちあふれています。ケンペのモーツァルト演奏で感じるのは横に流れるというよりは、縦に積み重ねる演奏だということです。ある意味で近代的とでも言えますが、数多くある名盤たちの中にあって、強い主張をするものではありません。
第34番はモーツァルト屈指の名作。ベートーヴェンの交響曲に関心を持った途端、多様性をはらんでいることに身震いが出るように、モーツァルトの交響曲はひと括りに出来ない。第35番「ハフナー」以降が注目されるが、第34番はモーツァルトの最後のシンフォニー『ジュピター』(K.551)と奇しくも同じくするハ長調である。ザルツブルク時代に書かれた最後のシンフォニーで、作曲の動機ははっきりしない。ザルツブルクの趣味に従って、メヌエットを欠いた3つの楽章からなる。実際には、全曲作曲のどの時点で書かれたのかは不明だがメヌエットは作曲されていた。音楽学者アルフレート・アインシュタインは後にメヌエット(K.409)が追加されたと推定していることで、ハリー・ブレック指揮ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズのほかカール・ベームも両曲を組み合わせた4楽章の交響曲として録音した。
現在の研究で、第1楽章終結部の自筆譜の裏側に、冒頭の1ページ14小節分が取り消し線を入れられた状態で現存しているのが確認されている。


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初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」

入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。



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Posted by analogsound at 13:30│Comments(0)交響曲
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