世界に名高いショパン演奏家の1人、レギナ・スメンジャンカはトルン生まれ。クラクフ国立音楽アカデミーを卒業した直後、ちょうど再開したフレデリック・ショパン国際ピアノコンクールの11位に入賞した。1950年から1955年にズビグニェフ・ジェヴィエツキの弟子となり、つづいて国際的な経歴を打ち立てた。スメンジャンカはショパン音楽アカデミーの教授を1996年まで務め、短い間ではあるが学長を務めた。1970年、1980年、1995年、2000年のショパン・コンクールの審査員を務めた。2011年9月15日、ワルシャワで死去。86歳没。
コンクールの審査員としての面影が大きいが、演奏は非常に気品高く、奥の深いショパンを聴かせてくれる。どの曲の中にもほの暗さがあって、それが音楽にえも言えぬ陰影を作っている。音もとても美しい。このレコードは、ショパンが敬愛していたバッハとモーツァルトを組みあわせたプログラムとなる。
1950年代にMUZAのテスト・プレスは、DGG工場にて製造されていた。そのためか、音質もモノラルとは思えない生きいきとしたサウンドで、50年代のポーランドで弾かれていた熱気のようなものが、ひしひしと伝わってきます。
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