GB COLUMBIA 33CX1630 アニー・フィッシャー サヴァリッシュ モーツァルト ピアノ協奏曲21番/22番

analogsound

2019年07月26日 15:30

《通販レコードのご案内》ピアノの技巧的な面ではもっと他に上手い演奏がないではないが、切々と心から訴えてくるこのアプローチには、つい引きずり込まれてしまう。





品番
34-19756


商品名
GB COL CX1630 アニー・フィッシャー&サヴァリッシュ モーツァルト・ピアノ協奏曲21番/22番



レコード番号
CX1630


演奏者
アニー・フィッシャー


作曲家
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト


指揮者
ヴォルフガング・サヴァリッシュ


オーケストラ
フィルハーモニア管弦楽団


録音種別
MONO


ジャケット状態
M-


レコード状態
M-


製盤国
GB(イギリス)盤


グレード(協奏曲)
ミディアム


販売レコードのカバー、レーベル写真



レーベル・ワンポイントガイド

コロムビア金文字レーベル(Magic Notes Royal Blue Gold Lettering)》はコロンビアのモノラルレーベルの代表的なレーベル。濃い青色地に金文字がベースとなっており、中央に大きく COLUMBIA の文字が描かれ、上部にトレードマークの音符がある。モノラルの初版レーベル。33CXの1001から1949までの初版に使われている。


RecordLabelDARK BLUE WITH GOLD LETTERING
Recording&WeightMONO (150g)
Release&Stamper2N/4N
  • 通販レコード
  • オーダー番号34-19756
  • 販売価格6,000円
    (税別)
  • 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
詳細掲載ページ
https://recordsound.jp/analogsound/index.php?mode=detail&gid=19756
1950年代の末期から1960年代に珠玉のレコードを数枚出しているアニー・フィッシャーは、レコードの数が少なく、最近はあまり話題にならないピアニストだが、モーツァルトのピアノ協奏曲の3枚は、いずれもステレオ録音で、かなり自然なよい音でとれている。
伴奏の指揮者は、まだ青年時代のサヴァリッシュだ。サヴァリッシュが素直に付けている伴奏が、いくらか遠慮がちに聴こえてくるほど、スケール感のある演奏に、随所に強弱のアクセントをはっきりさせながら「第21番」の第1楽章を堂々と進める。第2楽章に暝想的なものを求める聴き手には物足りないかもしれないが、明瞭な音づくりで一貫している。終楽章も、あっさりとまとめており、贅肉をそぎおとした、きりりとしたモーツァルトだ。
「第22番」は、雰囲気が濃い第1楽章、粒立ちの良いピアノの音がひっそりとした世界を作り上げていく第2楽章、終楽章に至っても、小ぢんまりとした世界をつくろうとする意図がはっきりしている。
ピアノの技巧的な面ではもっと他に上手い演奏がないではないが、切々と心から訴えてくるこのアプローチには、つい引きずり込まれてしまう。そのくっきりとした音楽づくりが、ピアノという楽器の魅力を充分に味わわせてくれる演奏家だ。

レコードサウンド/カテゴリ指定

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