GB COLUMBIA 33CX1826-28 ジュリアード四重奏団 モーツァルト・弦楽四重奏曲「ハイドン・セット」

analogsound

2020年02月10日 09:00

《通販レコードのご案内》ジュリアードSQの第1期黄金時代といわれる60年代の録音。録音の良さもあって、松脂がぶっ飛んできます。



品番34-23528商品名
GB COLUMBIA CX1826-8 ジュリアード弦楽四重奏団 モーツァルト・弦楽四重奏曲14-19番「ハイドンセット」レコード番号
CX1826-8演奏者
ジュリアードSQ録音種別
MONOジャケット状態
EXレコード状態
M-製盤国
GB(イギリス)盤グレード(室内楽)
ミディアム

販売レコードのカバー、レーベル写真


レーベル・ワンポイントガイド

マジック・ノーツ・セミサークル》は、赤の地に上半分の半円の中に蓄音機とニッパー君の絵が入るかわりに、半円の上部には「COLUMBIA」の文字が入っているため、簡単に見分けが付く。蓄音機とニッパー君の絵が入るデザインを、「半円(セミサークル)ニッパー( "LARGE DOG IN SEMI-CIRCLE" )」と呼びます。レコード番号では、SAX2252と2532、そして2540以降のまでは、これがオリジナルであると考えられています。それ以降のレーベル・デザインは、EMIの「スタンプニッパー」とほぼ同じであるが、ニッパー犬の代わりに、音符が印刷されている後期のレーベルになる。番号後期になるとレコード盤のプレス精度も高品質化していますために、このレーベルの音質上の特色は、デッカの鮮烈なサウンドに比べ、聴く者を包み込むような、音場感豊かな上品なサウンドにあります。

  • Record Label"MAGIC NOTES IN SEMI CIRCLE"WITH BLACK LETTERINGMAGIC NOTESRecording & WeightMONO (160g)Release & Stamper1962
    • 通販レコード
    • オーダー番号34-23528
    • 販売価格8,000円
      (税別)
    • 詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。

詳細掲載ページ
https://recordsound.jp/analogsound/index.php?mode=detail&gid=23528
ジュリアード弦楽四重奏団の第1回目のベートーヴェン全集における、彼らのシャープな技術と強烈な表現力は、柔和なスタイルが主流だった当時の四重奏の演奏に大きな衝撃を与えた。このキビキビしたテンポは快感を伴う。そのベートーヴェンの延長にあるこのモーツァルト聴いてと、まだブダペストを聴くのかと自問した。
ジュリアード音楽院の校長であった作曲家ウィリアム・シューマンの提唱により第2ジュリアード弦楽四重奏団は、同校の教授たちによる4人のメンバーの高い技量を背景とした、感情をそぎ落としたドライで直線的な表現で世界の好楽家に衝撃を与えました。彼らの出現はまさに戦前のヨーロッパの演奏伝統を打ち破るように、当時の聴き手を驚かせるエポックメーキングな出来事でした。
戦前の弦楽四重奏と言えば、カペー弦楽四重奏団やレナー弦楽四重奏団のように第1ヴァイオリンが技術的にも音楽的にも抜きん出ていて、アンサンブルを主導しチームの音楽性を支配することによって演奏を作り上げていました。また演奏解釈上も旋律を曲線的に捉え、テンポの緩急を多用した情緒あふれる演奏スタイルが主流でした。そうした嗜好の中で、安定しきった技巧と精妙な合奏、鋭い感覚の冴え、そして格調高い音楽は、およそ余分な肉づけを見せない表現法で端的に弦楽四重奏という音楽の本質を明らかにし、まさにクァルテットの理想郷ともいうべき神業が実現されていた、と云わしめた。
そして、創設以来1997年まで半世紀にわたって第1ヴァイオリンを務めたロバート・マン、そのものだったと今は云えよう。他のメンバーは何度も入れ替わっている ― そのマンを中心に、卓抜した統一感のある演奏を特色とした、当時ブダペストと並ぶクァルテットであったことは間違いない。ジュリアードSQの第1期黄金時代といわれる60年代の録音。

レコードサウンド/カテゴリ指定

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入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。

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