伴奏、特に歌曲の伴奏の権威、ジェラルド・ムーアならではの綺羅星たちとの共演を収めたトリビュート盤。ムーア70歳を記念して録音された哀愁あふれる名演です。
1967年2月20日(午後8時~)ロンドンのロイヤル・フェスティバルホールでのライブ録音。3人の歌手が、ムーアのピアノで歌う歌曲集になります。3人でモーツァルトの重唱しますが、これが単なる重唱では終わらない所は、さすが大物同士。
2枚目以降は、それぞれの自己パートとなり、聴き慣れた全35曲が進みます。ひとつひとつのトラックには、当然、伴奏を芸術のレベルまで高めたジェラルド・ムーア芸術に雄弁な証明の証が詰まっている。ライブ録音なので、途中途中で観客の拍手が入りますが、まるでその場に居合わせたかの様な臨場感に包まれます。
伴奏者の地位を、それまでの歌手に従属した役割から芸術的に同列の共演者に高めたのは、彼の功績である。そのご褒美としての、EMI社からの誕生プレゼントでもあるもので、豪華なセットになっていて、当日のオリジナル豪華プログラム付きには驚いた。
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