20世紀前半を代表するヴァイオリニスト、ジャック・ティボー。彼は、嬉しいにつけ、悲しいにつけ、モーツァルトの姿と対話を重ねてきました。モーツァルトの協奏曲第5番は、若き日のモーツァルトの爽やかに疾駆する音楽ですが、ルバートを多用するティボーに指揮者ミュンシュが合わせた録音で、19世紀的なロマンティシズムが濃厚な超個性的な演奏。学術的情報に迷わされない時代のスコアだけから直接受け止められた本質的に、モーツァルトの音楽と一体化したティボー40歳代における壮年期の名演。1943年にはマルグリット・ロンと共同で音楽コンクールを開催、以後ロン=ティボー国際コンクールとして今なおその名を刻み続けているティボー全盛期のモーツァルトです。この後ヌブー同様飛行機事故で亡くなるとだれが想像しただろうか。1942年録音。
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