『黄金の楽団』という意味の名称は、ドイツのシュヴァーベン地方にあるフッガー城の糸杉の間を主な録音会場としており、そのホールの構造が黄金分割になっているところから付けられたと云う。メンバーはバッハ時代の古楽器もしくは忠実なコピー楽器を用いており、将来のピリオドシーンを担うようになる少なからぬ偉大な演奏家を名簿に見ることができます。コレギウム・アウレウム合奏団は多くのレコーディングをしていますが、中でもモーツァルトの録音が多く、レクイエムやセレナーデに対するアプローチは、一時期モーツァルト演奏のスタンダードのひとつと目されたこともありました。
ピリオド楽器を用いていても奏法についてはヴィブラートが常に施されているなど、今から見るとなんとも中途半端な響きがしますが、これもまだピリオド奏法が十分に研究されていなかった時代のこと、現代の視点から安易に批判することは控えるべきでしょう。彼らの演奏は、古典派の明るく快活という基本精神を十分具現するもので、それに独自の柔らかさが加えられていて、曲によっては今でも十分な魅力を放っています。
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